室内にいる時間が増えた昨今の犬たち。
小型犬ならなおのことそうかもしれませんね。
(季節的にもね…)
「散歩に出なくていいです!」
という売り文句で、小型犬を販売するペットショップもあると聞きます。
こうなってしまうと、飼い主さんの多くは、
「散歩をしなくてもいい、とまではいかずとも…日常生活に支障がないからいいでしょう?」
と考えるようになりがちです。
うーーーーん…
残念ながら、それは大きな間違いです。
たしかに、日常生活での支障はそこまで出てこないでしょう。
人間だって、どんなに室内だけの生活になっても、ある程度は大丈夫です。
ただ、それは…
年齢が若いうちならば……
の、話なのです。
筋力が発達しやすい若い時期から散歩もなにもせずにいると、筋力は衰えていく一方です。
刺激の少ない生活では、寝ている時間も長くなっていきますよね。
食っちゃ寝食っちゃ寝のまさに生活サイクルの悪循環。
筋力が衰えるだけならばまだしも、寝る、寝転がっている時間が増えると、関節もどんどん弱くなります。
当然、関節炎の発症のリスクが急上昇。
するとどうでしょう。
関節炎の痛みがあるので、歩くことも少しずつ嫌がるようになり、移動や歩行も嫌がるようになります。
こうなってしまってからでは、ケアがとても大変。
もうすでに運動も嫌い、動くと痛い、痛いから身体を触られるのもイヤイヤ。
この時点で高齢期ならば、性格も頑固になりがち。
体を良くしてあげるためのスタートラインに立つまでに、多くの時間をかけなくてはいけません。
では、どうすればいいと思いますか?
答えは簡単です。
まずは、若い頃からいろいろと経験をさせてあげて、動き、動かしましょう!
とりあえずは散歩でもいいのです。
とにかく、ずーーーーっと、なにもしない…ということのないようにしてあげてください。
ではすでに、
おうちでずっと寝ているような生活で、散歩も週に1回行くかどうか…しかももうすぐ高齢と言われる年齢になってしまう…
そんな子たちはどうしようもないの?
いえいえ、そんなことはありません!
そんな事態にもっとも効果的な運動が、【水泳】なのです。
【続きは次回!】